ナイン・マイルは遠すぎる

THE NINE MILE WALK

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僕もあなたも願ってる 

2年間の任期を終え、中日の高木監督が退任されました。
いちファンとしてその戦いぶりを見ていて、納得の行かない部分も多々ありました。しかしまずは「お疲れ様でした」と言いたいところです。
前任の落合監督が退任後、二連覇しているチームを引き継ぐなんて、誰だって嫌だろうと思います。そうした中で火中の栗を拾ってくれた高木監督にはファンも球団も感謝しなくてはいけないでしょう。

高木監督がうまくいかなかった(ここではあえてそう断言します)理由の一つに、「不明確な方針」があったと推測します。

落合前監督がオーナーから「勝てるチームにしてくれ」と言われ、それに応えて「俺の仕事は中日を優勝させること」と取り組んだことは、既に氏の著書や諸報道で明らかになっている通りです。
チームに関する一切のことを、最終的なチームの勝利のために合理化する。その手法は軋轢も生みましたが、成功へつながりました。
しかし、この成功には「最終的な目標が勝利であるという契約」がバックグラウンドがあったことを忘れてはなりません。最終的な勝利(一般的には優勝や日本一でしょう)が目標として示されていたからこそ、落合前監督はそのためだけにチームを動かせたのだと思います。

一方、高木監督はどうだったのでしょうか。
これは私の推測にすぎないのですが、落合監督の時と同じく最終的な勝利のみを目標とする方針ではなかったのだろうと考えます。
球団としての目標が優勝ならば、落合監督はそれを達成しているのですから、解任する理由がありません。わざわざ監督を交代したということは、球団としての目標が変わったのでしょう。
現に高木監督は、オーナー報告へ訪れた際に「ファンのみなさんに愛されるチームが目標」と語っています(※)。
しかしこの愛されるという目標はとても難しかったのではないでしょうか。前監督の「チームの勝利が最大のファンサービス」の勝利至上主義を否定してしまった以上、球団としてはそれ以外の解を探さなくてはいけません。
勝たないとファンは納得しない。でも勝つだけでは球団は納得しない。
不明確な方針に、最後まで高木監督は苦しめられたのではないかと思います。

2004年に落合監督が就任してからずっと、中日ドラゴンズのチームスローガンは「ROAD TO VICTORY」でした。
そして2012年・2013年の高木監督時代、中日ドラゴンズのチームスローガンは「Join us ~ファンと共に~」でした。
最終的な勝利を目標とする落合ドラゴンズと、それとは別の道を探そうとした高木ドラゴンズの姿が、ここには如実に現れているように思います。

今日、谷繁プレイングマネージャーという驚きの監督人事が明らかになりました。
来季谷繁監督がどのような戦いをするのかは予想すらできませんが、チームとして方針を定め、明確な目標を伝えることが新監督への最大のバックアップだと考えます。

いちファンとしての勝手な意見だと、目標は優勝・日本一だけでいいと思うんですよねー。
「燃えドラ」でも歌ってるじゃないですか。
「♪僕もあなたも願ってる 祈る気持ちで待っている それは一言優勝だ」…って。

※…http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp1-20121103-1041633.html
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