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ナイン・マイルは遠すぎる

THE NINE MILE WALK

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勝利を見る野球の原風景 

twitterで野球ファンをフォローされている方なら「野球大喜利」というのをご覧になったことがある方も多いと思います。私もそうしてTLに流れてくる野球大喜利を非公式RTしてちょくちょくネタを投稿していたのですが、最近そうした努力が実った(?)のかどうなのか野球大喜利さんにフォローされ、めでたく野球大喜利公認ツイッタラーとなりました。
この積極的なアプローチで相手のフォローを誘うという日ハムのエースにも通じるやり口はともかくとしてですね、今朝の大喜利のお題には考えさせられました。

ペナントレース、もし全敗するとどうなる?

全敗ですよ。全戦黒星ですよ。ブラックホッシー毎日襲来ですよ。もう許してやれよ。
でもペナントレースだと凄いというだけで、アマチュアの弱小高校などだと珍しくないことなのでしょうね。トーナメントの1回戦で半数近くのチームが消えるのですから。
ではこうしたチームはまずどうしようとするか、と考えると、当然まず1勝しようと考えるはずです。なにはともあれまず目指すは1勝のみ。
これって、勝利を目指すということの原風景だと思うんです。
アマチュアからプロまで、勝ちたい、勝とう、ということを突き詰めて行ったらここにたどり着くはず。

では1勝したらどうなるか。もちろん、次に目指すはもう1勝です。今度はかなりハードルが低くなります。もうすでに1回勝ってるわけですからね。成功経験があるとないとでは全く違う、目指すは1勝目の再現です。
そして2勝、3勝・・・勝ち星は増えていきます。

ところが、ある所で突然変な話が出てきます。突然外野から変な声が聞こえてきます。
「こんなことじゃ来年は100敗するぞ」「なんとか100敗はしないように・・・」
変な話です。勝利を目指しているはずが、負けないようにという話が出てくる
勝ち数を増やすことと負け数を減らすことは結果的には一緒ですが、そこへ臨むアプローチが全く変わってきます。

先ほど1勝を果たし2勝目を目指すチームは何をしたか・・・そう、1勝目の再現を目指しました。チームが勝ちを求め、成長していくというのはそういうことだったはずです。
ところがここへ「負けないようにする」という邪魔な要素が入ると途端にそれがぶれてしまう。
例えば――こんな話の中で例に出してしまってファンの方には申し訳ありませんが――今季の横浜ベイスターズはそうだったのではないでしょうか。
今季の横浜は48勝95敗。最下位ではありますが冒頭の全敗球団とは全く別の世界の住人です。そう、横浜は48勝もしているんです。中にはあの「ドラマチック☆ベイスターズ!」でおなじみ、ハーパーの3点差逆転サヨナラ満塁ホームランもありました。
あんなドラマはそうそう起きない?まあそうかもしれません。でも現に1回やってるんですよ。やってみたら案外いけるかもしれません。

今シーズンの横浜は大型トレードで何人も選手を獲得しました。初回からバントを多用し手堅い野球に徹する尾花監督の采配は、どこかここ数年間安定した強さを誇り何度もパリーグを制した「負けないチーム」日本ハムファイターズを標榜しているようにも見えました(違ったらホントごめんなさい)。
でも、「日本ハムファイターズが勝利した試合」と「横浜ベイスターズが勝利した試合」のどちらかだったら、後者のほうが絶対に再現しやすいと思うんです。なんといったって同じチームが挙げた一勝なんですから。
バント作戦がどうこうというのではありません。ただ、他のチームの勝ち試合を参考にしすぎているのではないか、ということを思ったのです。どんなチームであろうと1勝さえしていれば、その1勝を再現することを目指すべきだと私は思うのです。

よく打線が爆発して試合に勝つと選手、監督、そしてファンまで口をそろえて「打線は水物。明日はもっとしっかりした試合をやって・・・」と言います。あ、一部ファンは「打線爆発した・・・明日は絶対沈黙だ・・・オワタ・・・」と言います。私です。
でも、と思うんです。でも。明日も爆発させちゃっていいんじゃない?と。
今日爆発したんですよ。明日も爆発したっておかしくないじゃないですか。
なんかよそ様のチームを例に挙げたあとで贔屓チームのいいとこだけ抜き出して悪いのですが、中日ドラゴンズが7月末に達成した5試合連続完封、これも1人目の山井が達成して「俺も俺も」と他のメンバーが続いたからできたものです。監督もそう評していました。

自チームの成功体験は追っていい。追いまくっていい。追いまくるべきです。追いたくないのか。追う度胸もないのか那須野!!・・・話がそれました。

打線爆発打ちまくった気持ちいい。こんな身近な成功体験、明日の糧とするには持ってこいです。明日も打ちまくってやろう。こうしてあの権藤監督が「もののけが憑いたよう」と言ったマシンガン打線は生まれたのだと思います。
空中戦で圧倒して気持ちいい。先制して鮮やかに逃げきり気持ちいい。勝利はいつも気持ちいい。もっとやりましょう。
こうやっているうちに、それぞれのチームの「色」というものが出てきて、野球はどんどん面白くなっていくのだと思います。そして自分の色を追求することこそ、勝利を目指す原風景に通じているのだと。



まあ色々言いましたが(ダジャレじゃないですよ)、こうした絵空事はシーズンオフだから言えることだということでひとつ。シーズン入って毎日試合を見てたらさすがにこんな現実離れした事は言えません。
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