ナイン・マイルは遠すぎる

THE NINE MILE WALK

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名探偵の条件(前編) 

私は推理小説が好きでよく読むのですが、色々読んでると当然好きな探偵嫌いな探偵というのが出てきます。そこで私が名探偵に求める条件をまとめてみました。
まず嫌いな要素。

3位 なかなか犯人を言わない

これは多い。ミステリファンでない方も目にしたことがあるでしょう。犯人言い渋る探偵。本当に名探偵という人種は、死んだ人の数で給料が決まってるんじゃないかってぐらいに被害者を無駄に増やします。
分かったとか言うだけならまだかわいいもんで、「なんだ、まだ君たちには解けてないのかい」「ちょっと確かめたいことがある」だの「まだ断定するだけのピースが足りない」だの言って、翌朝には死体が増えてるんですよ
「まだ分からないのかい。この事件はこれで終わりじゃない、~~~」
終わるまで言わないつもりなの!?

2位 助手への精神攻撃

これも多い。
なぜか世間ではホームズが「ワトソン君」と呼び下に見るというイメージが一人歩きしており、ホームズ役はワトソン役の無能に嫌味を言うものだというふうに思われがちです。原作では二人はお互いによきパートナーと認めあい、ホームズもちょっと尊大なだけでワトソンを高く買っているのですが・・・
閑話休題、助手をバカだのアホだの言う探偵役というのは非常に多く、特にシリーズが長く続くとその傾向が強まります。
島田荘司の作品で名探偵・御手洗潔が登場する一連の作品を読んでいくと、御手洗がどんどん万能超人になっていきその一方でワトソン役の石岡が自分を卑下し御手洗に罵られ精神的に追い詰められていく様子が楽しめ・・・いや楽しめないですけど、読めます。

1位 犯人を処刑する

私が一番許せないのがこれ。
ある時期の米国産推理小説は共産圏のスパイや過激派やらをブチ殺すまでがワンセットで、もはや水戸黄門が印籠を出すかのような様式美と化していました。
しかしそれよりもお固い、頭脳パズルを主目的としていたはずのイワユル「本格推理」でも古今東西に散見されるこのオチ。
やってることは犯人と同じくただの殺人です。論理で追い詰めた犯人を暴力で仕留める、というのが嫌で、長い作品の最後にこれをやられるとゲンナリしてしまいます。

ちなみにアカのスパイをバキュゥン!するような様式美を除いて本格モノのみに目をやると、やたらと多いのが毒殺
とにかく名探偵というのは事件の解決を披露したついでに犯人のグラスに一服盛るのが得意で、某ペダントリー探偵の元祖や国内新本格に堂々たる地位を築いたフランス在住の陰気な日本人など錚々たるメンバーがやっています。
ちなみに彼らは決まって「犯人は私に毒を盛られていることを分かっていて、自責の念から飲んだ」だの「犯人のほうが私に毒を持ってきたんだけど、それに気づいてすり替えた」だのとドヤ顔で言い訳しますが、絶対に許してはいけません

後編では逆に、好きな探偵の条件を語るつもりです。「野球ブログ」とはなんだったのか・・・
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